ウォーターサーバーのフィルター交換はどうする?

ウォーターサーバーのフィルター交換はどうする?

ウォーターサーバーのフィルター交換は、機種によって「利用者が自分で交換するタイプ」と「メーカーや業者が交換・メンテナンスするタイプ」に分かれます。まず取扱説明書やメーカーの案内で、交換時期と交換方法を確認してください。

フィルターが付いていても、機種によっては利用者が本体を開けて交換できない場合があります。対応していないフィルターを取り付けたり、交換時期を過ぎたまま使い続けたりしないことが大切です。

ウォーターサーバーのフィルター交換は自分でできる?

交換用フィルターが利用者向けに販売され、説明書に交換手順が記載されている機種なら、自分で交換できます。一方、内部の浄水フィルターを業者が交換する設計の機種は、メーカーや契約先に依頼します。

判断するときは、次の点を確認してください。

  • 本体や説明書にフィルターの交換方法が書かれているか
  • 交換用フィルターの型番が分かるか
  • 利用者による交換が契約上認められているか
  • フィルターの交換時期や使用量の目安が示されているか
  • 交換後にリセット操作や洗浄が必要か

ボトルを差し込んで使う宅配水タイプは、サーバー内部に利用者が交換する浄水フィルターがない場合もあります。反対に、水道水を入れて使う浄水型サーバーでは、定期的なフィルター交換が必要になることが一般的です。

フィルターを交換する時期の目安

交換時期は、メーカーが定めた期間または使用した水量に従います。たとえば「数カ月ごと」「一定の使用量ごと」のように機種ごとに条件が異なるため、ウォーターサーバー全体に共通する交換時期はありません。

次のような変化があっても、交換時期を過ぎている可能性があります。

  • 水のにおいや味が以前と違う
  • 水の出る量が少なくなった
  • 給水に時間がかかるようになった
  • 交換ランプやエラー表示が出ている
  • フィルターの使用期間や使用量の上限に達した

ただし、においや味の変化はフィルター以外の原因でも起こります。タンクや給水口の汚れ、長期間使わなかったこと、本体の不具合なども考えられるため、異常がある場合は説明書の確認やメーカーへの問い合わせが必要です。

自分でフィルター交換する手順

以下は、利用者による交換が認められている浄水型ウォーターサーバーの一般的な手順です。実際の位置や操作は機種によって異なるため、必ず付属の説明書を優先してください。

  1. 交換用フィルターの型番を確認する。本体や説明書に記載された型番と一致するフィルターを用意します。見た目が似ていても、適合しない製品は使わないでください。
  2. 電源を切り、必要に応じて給水を止める。感電や水漏れを防ぐため、説明書に従って電源プラグを抜きます。電源を切る必要がない機種もあるため、機種の指示を確認します。
  3. 古いフィルターを取り外す。フィルターカバーや固定部品を外し、水がこぼれた場合は乾いた布で拭き取ります。無理に回したり、工具でこじ開けたりしないでください。
  4. 新しいフィルターを取り付ける。差し込む方向や回す向きを確認し、最後まで正しく固定します。パッキンがある場合は、外れたりねじれたりしていないか確認します。
  5. フィルターを洗浄または通水する。新しいフィルターは、使用前に水を流すなどの初期処理が必要なことがあります。捨て水の量や方法は説明書に従ってください。
  6. 水漏れと表示を確認する。接続部分から水が漏れていないか、水が正常に出るかを確認します。交換ランプがある場合は、説明書に従ってリセットします。

交換後も水が出ない、においが残る、水漏れが止まらないといった場合は、使用をいったん止めてください。フィルターの向きや取り付け状態を確認しても改善しなければ、メーカーや契約先に連絡します。

交換前に準備するもの

自分で交換する場合は、適合する新品のフィルター、乾いた布、必要に応じて水を受ける容器を用意します。交換用フィルターは、ウォーターサーバーのメーカーや契約先が指定するものを選んでください。

市販の浄水器用フィルターを加工して取り付けるのは避けましょう。水漏れや故障の原因になるほか、メーカーの保証やサポートの対象外になる可能性があります。

フィルター交換を業者に依頼するケース

次のような場合は、自分で本体を分解せず、メーカーや契約先に依頼します。

  • 説明書に利用者による交換方法が記載されていない
  • 本体内部にフィルターがあり、カバーを外す必要がある
  • 交換用フィルターを個人で購入できない
  • 水漏れやエラーが発生している
  • フィルター交換と本体の清掃・点検がセットになっている
  • レンタル契約で、保守作業が契約先の担当になっている

依頼時は、ウォーターサーバーの機種名、契約者名、交換ランプの表示、水漏れなどの症状を伝えると確認が進みやすくなります。訪問交換の費用や、交換用フィルターの料金がかかるかどうかは契約内容によって異なるため、申し込み前に確認してください。

フィルターを交換しないまま使うとどうなる?

交換時期を過ぎたフィルターは、浄水性能や水の流れが低下する可能性があります。フィルターの目詰まりによって給水量が減ったり、においや味に変化が出たりすることもあります。

ただし、交換時期を過ぎたからといって、すべての機種で同じ症状が出るとは限りません。交換ランプが点灯している場合や、メーカーが定めた使用期間・使用量に達している場合は、症状がなくても交換または点検を行ってください。

フィルター交換と本体の掃除は別に考える

フィルターを新しくしても、給水口、給水タンク、受け皿などの汚れが自動的に落ちるわけではありません。取扱説明書に記載された方法で、本体の清掃や水抜きも行う必要があります。

洗剤や漂白剤を使える場所は機種ごとに異なります。説明書にない薬剤を本体内部へ入れたり、電源が入った状態で水をかけたりしないでください。

ウォーターサーバーのフィルター交換で迷ったときの確認順

まず、本体のメーカー名と型番を確認し、説明書で「フィルター交換」「カートリッジ交換」「メンテナンス」の項目を探します。次に、交換時期、対応する型番、利用者が交換できるか、交換後のリセット方法を確認してください。

説明書で判断できない場合は、本体を分解せず、契約先やメーカーに問い合わせるのが安全です。フィルター交換の可否や費用は機種・契約によって異なるため、一般的な交換方法だけで決めないようにしましょう。