ウォーターサーバーの「ボトルタイプ」とは、水が入ったボトルを本体に取り付けて使う方式です。水の容器を交換するたびに新しい水を補充でき、主にリターナブルボトルとワンウェイボトルの2種類があります。
ウォーターサーバーのボトルタイプとは
ボトルタイプのウォーターサーバーは、専用ボトルに入った水を本体へセットし、冷水や温水を注ぐ仕組みです。水道水を本体へ直接つなぐタイプとは異なり、水の注文やボトル交換が必要になります。
ボトルの容量はサービスによって異なりますが、一般的には数リットルから十数リットル程度の容器が使われます。実際の容量、注文単位、交換方法はサービスごとに確認が必要です。
ボトルタイプの主な2種類
リターナブルボトル
リターナブルボトルは、使い終わったボトルを回収して再利用する方式です。水の配送時に空のボトルを回収するサービスが多く、使用後の容器を自分で処分する必要がない点が特徴です。
- 空ボトルを保管しておく必要がある
- 配送時までボトルを返却できない場合がある
- ボトルを繰り返し利用するため、容器の回収方法を確認する必要がある
ワンウェイボトル
ワンウェイボトルは、使い終わったボトルを利用者が処分する方式です。配送後にボトルを回収してもらう必要がなく、空容器を自宅に保管し続けなくてよい点がメリットです。
- 使用後のボトルを自分で処分する
- 容器がつぶれるタイプなら、保管時の場所を抑えやすい
- 地域の分別ルールや、サービス指定の処分方法を確認する必要がある
ワンウェイボトルでも、素材や形状、処分方法はサービスによって異なります。「家庭ごみとして出せる」とは限らないため、申し込む前に公式の案内を確認しましょう。
ボトルタイプのメリット
水の種類を選びやすい
ボトルタイプでは、天然水やRO水など、サービスが用意する水を選んで注文します。RO水とは、ろ過膜などを使って不純物を取り除いた水を指します。水の種類や採水地にこだわりたい人は、選択肢を比較しやすい方式です。
水道工事が基本的に不要
ボトルを本体に取り付けるため、水道管との接続工事は通常必要ありません。設置場所を決めて電源を確保できれば使い始められるサービスが多い一方、設置作業の有無や初期費用はサービスごとに異なります。
災害時などの備蓄に使える場合がある
未開封のボトルを保管しておけば、飲料水の備蓄として活用できる場合があります。ただし、保管できる期間や賞味期限は商品ごとに異なるため、ボトルに表示された期限を確認して、古いものから使うことが大切です。
ボトルタイプのデメリット
ボトル交換に手間がかかる
水を使い切ったら、新しいボトルを持ち上げて本体に取り付けます。容量の大きいボトルは重くなりやすいため、交換する人の力や保管場所を考える必要があります。
足元でボトルを交換できるサーバーや、ボトルを小分けにした商品もありますが、採用されている仕組みや対応容量はサービスによって異なります。
ボトルの保管場所が必要
未使用のボトルを置くための場所が必要です。配送直後は、サーバーに取り付ける分に加えて予備のボトルも届くことがあるため、直射日光や高温を避けて保管できるか確認しましょう。
水の注文や配送に条件がある
定期配送、最低注文数、配送間隔の変更条件などが設定されている場合があります。水を使う量が少ない家庭では、ボトルが余る可能性があるため、注文の一時停止や配送スキップの条件も確認が必要です。
ボトルタイプとボトル不要タイプの違い
ボトルタイプは、届いた水のボトルを本体に取り付けて使います。一方、ボトル不要タイプには、水道水を補充するタイプや、水道管に接続して使うタイプがあります。
| 比較項目 | ボトルタイプ | ボトル不要タイプ |
|---|---|---|
| 水の補充方法 | 専用ボトルを交換する | 水道水を補充、または水道管から給水する |
| ボトルの保管 | 必要になる | 基本的に不要 |
| 水の種類 | 天然水やRO水などから選ぶ方式がある | 水道水をろ過して使う方式がある |
| 設置条件 | 電源と本体を置く場所が必要 | 電源に加えて、給水や水道接続の条件がある場合がある |
| 向いている人 | 水の種類や備蓄を重視したい人 | ボトル交換や容器の保管を避けたい人 |
どちらが適しているかは、水の使用量、ボトルを置く場所、交換作業を負担に感じるか、水の種類にこだわるかによって変わります。ボトルタイプが優れていると一律にはいえません。
ボトルタイプを選ぶときの確認項目
契約前には、月額料金だけでなく、次の項目を同じ条件で確認しましょう。
- ボトル1本の容量と注文単位
- 水の料金と、サーバーのレンタル料
- 送料、電気代、初期費用などの別料金
- 定期配送の間隔と、配送を休む条件
- 最低注文数や契約期間の条件
- ボトルの交換位置と、交換時の持ち上げやすさ
- 使用後のボトルの回収方法または処分方法
- 未開封ボトルの賞味期限と保管条件
特に、料金は「水の料金だけ」では判断できません。必要な費用の項目がサービスごとに異なるため、1か月に使うボトル本数を前提にして、継続的にかかる費用を確認してください。
ボトルタイプが向いている人
ボトルタイプは、次のような人に向いています。
- 天然水やRO水など、水の種類を選びたい人
- 水道水を使うタイプではなく、専用の水を利用したい人
- 未開封の水を自宅に保管したい人
- 水道工事を避けて設置したい人
反対に、ボトルの持ち運びや保管が難しい人、水の注文や容器の処分を手間に感じる人は、ボトル不要タイプも比較すると判断しやすくなります。
まとめ
ウォーターサーバーのボトルタイプは、専用ボトルを本体に取り付けて冷水や温水を使う方式です。ボトルには、使用後に回収してもらうリターナブルボトルと、自分で処分するワンウェイボトルがあります。
選ぶときは、水の料金だけでなく、ボトルの重さ、保管場所、交換方法、配送の休止条件、使用後の処分方法まで確認しましょう。水の種類を重視するか、ボトル交換や保管を避けたいかで、自分に合う方式を判断できます。







