ウォーターサーバーのリターナブルボトルとは?

ウォーターサーバーのリターナブルボトルとは?

ウォーターサーバーのリターナブルボトルとは、使用後に販売会社へ返却し、洗浄・検査を行ったうえで再利用するボトルです。水を使い切ったら、空ボトルを自分で捨てず、次回の配送時などに回収してもらいます。

ただし、回収方法やボトルの素材、保管方法はサービスによって異なります。契約前には、返却のタイミングやボトルの置き場所も確認しておくと安心です。

リターナブルボトルの仕組み

リターナブル(returnable)は「返却できる」という意味です。リターナブルボトルを使うウォーターサーバーでは、一般的に次の流れでボトルを利用します。

  1. 水が入ったボトルが自宅に届く
  2. ウォーターサーバーにボトルをセットする
  3. 水を使い切ったら、空ボトルを保管する
  4. 次回の配送時などに販売会社へ返却する
  5. 回収されたボトルが洗浄・検査され、再利用される

空になったボトルを家庭ごみとして処分しない点が、使い捨てタイプとの大きな違いです。回収されたボトルがどのように処理されるかは、各サービスの案内に従います。

リターナブルボトルとワンウェイボトルの違い

ウォーターサーバーのボトルは、返却して再利用する「リターナブルボトル」と、使用後に利用者が処分する「ワンウェイボトル」に大きく分けられます。

比較項目 リターナブルボトル ワンウェイボトル
使用後 販売会社へ返却 家庭で処分
ボトルの扱い 洗浄・検査後に再利用される 原則として一度使った後に処分する
空ボトルの保管 回収まで保管が必要 保管せず処分できる場合が多い
配送方法 空ボトルの回収を伴うことがある 水の配送だけで完了することが多い

どちらが優れているかは、空ボトルを置く場所があるか、回収日まで保管できるか、家庭で処分したいかによって変わります。

リターナブルボトルのメリット

ボトルを自分で処分する手間が少ない

空ボトルは販売会社が回収するため、大きな容器をつぶしたり、素材ごとに分別したりする作業を減らせます。自治体の分別方法を確認して処分する必要がない点もメリットです。

資源を繰り返し使える

回収したボトルを洗浄・検査して再利用する仕組みのため、使い捨てを前提とするボトルとは資源の使い方が異なります。環境への影響は、ボトルの材質や回収・配送方法などによって変わるため、リターナブルであることだけで環境負荷全体を判断することはできません。

空ボトルの処分費用がかからない場合がある

自分で処分する必要がないため、粗大ごみなどの費用が発生する心配を減らせます。ただし、返却方法や料金はサービスごとに異なるため、無料と決めつけず契約条件を確認してください。

リターナブルボトルのデメリット

空ボトルを回収まで保管する必要がある

水を使い切った後も、回収されるまで空ボトルを置いておく必要があります。ボトルを立てて保管するスペースが必要になるため、収納場所が少ない家庭では負担になることがあります。

回収日までボトルを処分できない

空ボトルをすぐに捨てられないため、引っ越しや長期不在の前には注意が必要です。回収日を変更できるか、不在時にどのように返却するかを事前に確認しましょう。

ボトルを持ち上げて交換するタイプがある

リターナブルボトルには、サーバー上部にボトルを設置するタイプがあります。水の容量が大きい場合は、交換時に持ち上げる力が必要です。交換のしやすさを重視する場合は、ボトルの設置位置や容量も確認してください。

衛生面は大丈夫?

リターナブルボトルは、回収後に洗浄や検査を行って再利用する仕組みですが、具体的な洗浄方法や検査基準はサービスによって異なります。リターナブルだから衛生的、またはワンウェイだから衛生的でない、と一律には判断できません。

利用者側では、次の点を守ることが大切です。

  • 空ボトルの注水口やキャップ部分を汚さない
  • 指定された向きや場所で空ボトルを保管する
  • ボトルを分解したり、内部を洗ったりしない
  • サーバー本体の給水口や受け皿を案内どおりに手入れする
  • 異臭、汚れ、破損がある場合は使用を続けず、販売会社へ連絡する

なお、ボトルを開封した後の水の扱いや交換時期は、サーバーの構造やメーカーの案内によって異なります。一般的な目安だけで判断せず、契約先の説明を優先してください。

リターナブルボトルが向いている人

次のような人は、リターナブルボトルのウォーターサーバーを検討しやすいでしょう。

  • 空ボトルを自分で処分する手間を減らしたい人
  • 回収まで空ボトルを置くスペースがある人
  • 配送時など決められたタイミングで返却できる人
  • ボトルの再利用を前提とした仕組みを選びたい人

反対に、空ボトルをすぐ処分したい人や、保管場所がない人には、ワンウェイボトルのほうが使いやすい可能性があります。

契約前に確認すること

リターナブルボトルを選ぶときは、次の条件を確認してください。

  • 空ボトルを回収するタイミングと方法
  • 回収日までの保管場所や保管方法
  • 配送を休止したときの返却方法
  • 不在時や引っ越し時の対応
  • ボトルの容量と、交換時に必要な力
  • ボトルの破損・紛失時に費用が発生するか
  • 水の配送本数や最低注文数などの利用条件

特に、料金だけでなく「空ボトルをどこへ、いつ返すのか」を確認することが重要です。自宅の設置場所と保管場所を先に決め、無理なく扱えるかを判断しましょう。

ウォーターサーバーのリターナブルボトルは、使用後に返却し、洗浄・検査を経て再利用されるボトルです。処分の手間を減らせる一方、回収まで保管する必要があります。空ボトルの回収条件と保管場所を確認し、自分の生活に合うかで選ぶことがポイントです。