ウォーターサーバーの水の味が気になるときの対策は?

ウォーターサーバーの水の味が気になるときの対策は?

ウォーターサーバーの水の味が気になるときは、まず「水そのもの」「サーバー本体」「保管状態」のどこに原因があるかを切り分けます。においや味の変化が急に出た場合や、異物・濁りがある場合は飲用を中止し、ボトルの状態とメーカーの案内を確認してください。

ウォーターサーバーの水の味が気になるときに最初にすること

最初は、同じボトルの水をサーバーを通さずに少量確認します。未開封のボトルがあれば、そちらの水とも比べると原因を判断しやすくなります。

  1. サーバーから出した水の味やにおいを確認する。
  2. 同じボトルの水を、清潔なコップに直接入れて確認する。
  3. 未開封のボトルがあれば、開封済みの水と比べる。
  4. ボトルの開封日、保管場所、サーバーの使用開始時期を確認する。
  5. 異常が続く場合は飲用をやめ、メーカーへ相談する。

サーバーから出した水だけ味が違うなら、注水口や内部の手入れ、温度、使用部品などが関係している可能性があります。ボトルから直接飲んでも味やにおいが気になる場合は、水の保管状態やボトル自体を確認します。

原因別にできるウォーターサーバーの水の味対策

注水口や受け皿を掃除する

水の出口やコップを置く受け皿に、水滴や汚れが残っていると、においや味に影響することがあります。電源を切る必要があるか、取り外せる部品かどうかを取扱説明書で確認してから手入れしてください。

外側の注水口や受け皿は、清潔な布やメーカーが指定する方法で拭きます。綿棒などを使う場合も、繊維や汚れを内部に押し込まないよう注意が必要です。

本体内部に水道水や洗剤を直接入れたり、説明書にない薬剤で洗浄したりするのは避けてください。内部の洗浄やメンテナンスが必要な機種は、メーカーの手順や有料メンテナンスを利用します。

ボトルの保管場所を見直す

開封後のボトルは、直射日光や高温になる場所を避け、メーカーが案内する方法で保管します。コンロの近く、暖房器具のそば、窓際などは温度が上がりやすく、保管場所として適しません。

ボトルの周囲に強いにおいのする洗剤や芳香剤などがあると、保管状態によってはにおいが気になることもあります。ボトルは立てて置き、口やキャップに手や汚れが触れないようにしてください。

開封後の期間を確認する

開封後の水は、空気や注水部分に触れる機会が増えます。開封後の使用期限や保存方法はサービスごとに異なるため、ボトルの表示や利用中のメーカーの案内を確認してください。

長期間サーバーを使わなかった場合は、通常どおり飲み始める前に、メーカーが指定する排水や再使用の手順を行います。旅行などで数日以上使用しない予定がある場合も、説明書の保管・再開方法に従ってください。

冷水・温水の温度を確認する

水の味は温度によって感じ方が変わります。冷水が十分に冷えていない、または温水が普段よりぬるい場合は、設置直後や連続使用後などの状態を確認してください。

電源を切ると冷却や加熱が止まるため、節電目的で電源を切っていた場合は、再び適温になるまで時間がかかることがあります。ただし、異音や水漏れを伴う場合は使用を続けず、メーカーに確認してください。

サーバー交換後や設置直後は取扱説明書を確認する

新しいサーバーを設置した直後や、ボトルを交換した直後に味やにおいが気になる場合は、初回使用時の排水量や準備方法が機種どおりになっているか確認します。

機種によっては、使用開始時に一定量の水を排水する工程があります。必要な排水量を自己判断で変更せず、取扱説明書やメーカーの案内に従ってください。

水の種類によって味が違うときの考え方

天然水やRO水など、水の種類によって味や口当たりが異なることがあります。天然水は採水地や成分によって風味が変わり、RO水は不純物を取り除く処理の違いによって、味の感じ方が異なる場合があります。

これは直ちに品質異常を意味するものではありません。ただし、契約時に案内された水と明らかに違う、以前はなかった薬品のようなにおいがする、濁りや浮遊物があるといった場合は、通常の味の違いとは分けて確認してください。

プラスチックや薬品のような味がするとき

プラスチックや薬品のような味・においがある場合は、サーバーの設置直後、交換直後、長期間未使用の後などに起きていないかを確認します。原因を自分で特定できないまま飲み続けるのは避けてください。

  • 水に濁り、浮遊物、変色がないか確認する
  • ボトルに傷、変形、液漏れがないか確認する
  • ボトルの開封日と保管場所を確認する
  • サーバーから出した水と、ボトルから直接入れた水を比べる
  • ボトルのロット番号やサーバーの機種名を控える

確認後も異常がある場合は、その水を捨てるかどうかも含めてメーカーに相談してください。問い合わせの際は、味やにおいの内容、発生した時期、ボトルの開封日、保管状況を伝えると確認が進みやすくなります。

水の味が気になるときに避けたい対処

味を変えるために、サーバーの水へ市販の浄水剤や香料などを加えるのは避けてください。ウォーターサーバーの水を別の容器へ移して長期間保管する方法も、衛生状態を管理しにくくなるため注意が必要です。

また、味が気になるからといって、内部を分解して洗浄するのも安全とは限りません。分解による故障や、水漏れ、保証対象外につながる可能性があるため、利用者ができる手入れの範囲を取扱説明書で確認してください。

改善しない場合はサーバーや水の交換を相談する

掃除や保管状態を見直しても味が戻らない場合は、サーバー本体の点検、ボトルの交換、定期メンテナンスが必要なことがあります。特に、複数のボトルで同じ異常が続く場合は、サーバー側の確認を依頼します。

一方、特定のボトルだけ味やにおいが違う場合は、そのボトルを保管しておき、ボトルの情報をメーカーへ伝えると確認しやすくなります。原因が分からない段階で、別のボトルを開封して飲み続けるのではなく、まず問い合わせ先と対応方法を確認してください。

ウォーターサーバーの水の味が気になるときの判断

まずは、サーバーから出した水だけが気になるのか、ボトルの水自体が気になるのかを比べることが重要です。サーバー側なら注水口の手入れや使用手順、水側なら開封後の期間や保管状態を確認します。

濁り、浮遊物、変色、強い異臭、異常な味がある場合や、原因が分からないまま改善しない場合は、飲用を中止してメーカーへ相談してください。