ウォーターサーバーは、解約金なしで利用できる場合があります。ただし、すべてのサービスが対象ではなく、契約期間、最低利用期間、サーバー代の残り、解約時の返送料などによって実際の負担が変わります。
「解約金なし」と書かれていても、解約時の支払いが完全にゼロとは限りません。申し込む前に、解約金だけでなく、サーバー返却費用や未払い料金まで確認することが大切です。
ウォーターサーバーの解約金なしとは
ウォーターサーバーの「解約金なし」とは、契約を終了するときに、契約解除料や違約金が請求されない条件を指します。
ただし、次の費用は解約金とは別に発生することがあります。
- 利用した水の料金
- 解約月までの月額料金
- サーバー本体の返却費用
- サーバーの設置や撤去にかかる費用
- 購入扱いになっているサーバー本体の残りの支払い
- 未返却や破損に対する費用
そのため、判断するときは「解約金がないか」だけでなく、解約時に必要な費用の合計を確認しましょう。
解約金なしで利用できる主なケース
最低利用期間が設定されていない場合
最低利用期間がないサービスでは、契約後の早い時期に解約しても、契約期間を理由とした解約金が発生しないことがあります。
ただし、最低利用期間がなくても、サーバーの返却費用や利用済みの水の料金まで無料になるとは限りません。
最低利用期間を過ぎてから解約する場合
一定期間の継続利用を条件に、期間終了後の解約金を設定していないサービスもあります。この場合、最低利用期間中に解約すると費用が発生し、期間を過ぎると解約金なしになる仕組みです。
契約期間は、申込日から数えるのか、サーバーの設置日から数えるのかなど、サービスによって起点が異なります。契約書や利用規約で確認してください。
解約金がかからないプランを選んだ場合
通常プランと、一定期間の利用を条件に月額料金などが安くなるプランが用意されている場合、解約条件が異なることがあります。
料金が安いプランほど、途中解約時の費用や契約期間が設定されていることがあります。月額料金だけでなく、解約条件を含めて比較しましょう。
契約期間に関する条件を満たして解約する場合
契約期間の満了後や、更新月などの決められた期間に解約すれば、解約金がかからない契約もあります。
一方で、自動更新の契約では、更新後に解約すると再び解約金の対象になる可能性があります。更新の有無と、解約金なしで解約できる期間を確認することが必要です。
解約金なしでも支払いが残るケース
解約金が無料でも、次のような費用は請求される可能性があります。契約内容に記載がない項目は、無料だと判断しないでください。
| 確認する費用 | 確認する内容 |
|---|---|
| 水の料金 | すでに注文・受け取りした水の支払いが残っていないか |
| サーバー返却費 | 梱包や配送を含む返却費用が利用者負担か |
| サーバー残債 | サーバーを分割購入している場合、残りの支払いがあるか |
| 休止手数料 | 解約せずに配送を休止していた場合の料金があるか |
| 未返却・破損費用 | 返却期限、付属品、故障や破損時の負担条件 |
特に注意したいのが、サーバーのレンタルと購入の違いです。レンタルなら返却が必要ですが、購入扱いなら返却不要でも、分割払いの残額が解約後も続くことがあります。
解約金なしのウォーターサーバーを選ぶ確認方法
申し込む前に、料金ページだけでなく、契約条件や利用規約も確認します。次の順番で見ると、解約時の負担を整理しやすくなります。
- 「最低利用期間」「契約期間」「更新期間」を確認する。
- 契約期間内に解約した場合の解約金や契約解除料を確認する。
- サーバーがレンタルか購入かを確認する。
- サーバー返却費、撤去費、梱包費の有無を確認する。
- 水の注文ノルマ、定期配送、配送休止の条件を確認する。
- 解約の申込方法と、解約日がいつになるかを確認する。
- 不明な費用があれば、申し込み前に運営会社へ問い合わせる。
問い合わせるときは、「今日解約した場合に支払う金額を、項目別に教えてください」と尋ねると、解約金以外の費用も確認しやすくなります。
解約金なしを重視する人に向いている選び方
短期間だけ使う可能性がある人は、最低利用期間が短い、または設定されていないサービスが候補になります。ただし、返却費や月額料金が高い場合は、解約金があるサービスより総額が安いとは限りません。
長く使う予定の人は、月額料金、水の価格、配送条件を含めて比較します。解約金だけを基準にすると、長期間の支払いが割高になることがあります。
水の消費量が少ない人は、注文ノルマや配送休止の条件も重要です。解約金がなくても、飲み切れない水の注文が続けば、利用しない月の負担が増える可能性があります。
契約後に解約金が発生するか確認する方法
契約後に解約を考えた場合は、会員ページや契約書で契約期間と解約条件を確認してから、運営会社へ解約費用を問い合わせます。
確認すべき内容は、次の4点です。
- 解約金や契約解除料の金額
- 解約日までの月額料金
- 水の残りや次回配送の扱い
- サーバーの返却方法と返却費用
解約を申し込む前に、次回の水の配送を止められるかも確認しましょう。解約手続きの時期によっては、次回分が確定していることがあります。
解約金がかからないか判断するポイント
ウォーターサーバーは、解約金なしで利用できるサービスや条件があります。ただし、最低利用期間、更新時期、サーバーの購入残額、返却費用によって、解約時の総額は変わります。
選ぶときは「解約金なし」という表示だけで決めず、契約期間・解約金・返却費・残りの支払い・水の配送条件を一緒に確認してください。短期利用の可能性があるなら、申込前に解約時の費用を項目別に問い合わせるのが確実です。







