ウォーターサーバーのパック式とはどのような仕組み?

ウォーターサーバーのパック式とはどのような仕組み?

ウォーターサーバーのパック式とは、水が入った使い捨てのパックをサーバー本体にセットして使う仕組みです。パックに専用の給水口やチューブを接続すると、サーバーが水を冷却・加熱し、冷水や温水として注げます。

パック式は、ボトル式と比べて容器が小さくたたみやすい一方、容量や交換方法、使用後の捨て方はサービスや機種によって異なります。

ウォーターサーバーのパック式の仕組み

パック式では、柔らかい袋状の容器に入った水をサーバー内部へ取り込みます。一般的な流れは次のとおりです。

  1. 水が入った専用パックをサーバー内の指定位置にセットする
  2. 給水口や専用チューブをパックに接続する
  3. サーバーが水を内部のタンクへ送る
  4. 水を冷却または加熱する
  5. レバーやボタンを操作して冷水・温水を注ぐ

パックから水が減ると、容器がつぶれていくタイプがあります。容器内に空気が入りにくい構造を採用している機種では、開封後の水が空気に触れる機会を抑えられます。ただし、内部構造や衛生機能は機種ごとに異なるため、すべてのパック式に同じ特徴があるとは限りません。

ボトル式との違い

パック式とボトル式は、水を入れる容器の形と、使用後の扱いが主に異なります。

比較項目 パック式 ボトル式
容器 柔らかい袋状のパック 硬いボトルやペットボトル状の容器
使い終わった後 つぶして捨てられるタイプがある 回収または家庭で廃棄するタイプがある
保管 比較的かさばりにくい 保管場所が必要になりやすい
交換時の扱いやすさ 軽量なパックは持ち上げやすい 大容量ボトルは重くなりやすい
交換方法 パックの接続や開封が必要 ボトルを本体に差し込む方式などがある

ただし、ボトル式にも使い捨て容器を使うタイプや、回収容器を使うタイプがあります。また、パック式でも使用後の容器を指定の方法で処分する必要があるため、契約前に確認が必要です。

パック式のメリット

容器を処分しやすい

パックが使い終わった後につぶせるタイプなら、硬いボトルより保管や廃棄の負担を抑えやすくなります。資源ごみなどの分別方法は自治体やサービスの案内に従ってください。

交換時に持ち上げやすい

パックの容量が小さめであれば、大容量ボトルを持ち上げて交換するより作業しやすい場合があります。水の交換をする人の力に不安がある家庭では、容量と重量を確認すると選びやすくなります。

保管場所を取りにくい

未使用のパックは、硬いボトルより形が変わりやすく、収納しやすい傾向があります。ただし、パックを重ねて保管できるか、直射日光を避ける必要があるかなどは商品ごとに異なります。

パック式のデメリットと注意点

交換回数が増えることがある

1パックの容量がボトルより少ない場合、水を多く使う家庭では交換回数が増えます。家族の人数だけでなく、飲料水、料理、ミルク作りなどの用途も含めて必要量を考えましょう。

接続方法を間違えると使えない

パック式は、給水口やチューブの取り付け方が決められています。接続部が正しく装着されていないと、水が出ない、水漏れするなどの原因になるため、交換時は機種の説明書に従って作業します。

使用後の処分方法が商品ごとに違う

パックを家庭ごみとして処分できるか、指定の回収方法があるかは、サービスによって異なります。「パック式だから必ず簡単に捨てられる」とは限らないため、契約前に確認してください。

保管中の置き場所が必要

パックはボトルより小さく見えても、まとめて配送されると一定の保管スペースが必要です。保管場所は、高温になる場所や直射日光が当たる場所を避け、案内された条件に従ってください。

パック式が向いている人

パック式は、次のような条件の人に向いています。

  • 使用後の容器をできるだけ小さくして処分したい人
  • 重いボトルを持ち上げる作業を減らしたい人
  • 未使用の水を省スペースで保管したい人
  • 1回に使う水の量が少なく、容量の小さいパックを交換しやすい人

一方、水を大量に使う家庭や、交換回数を少なくしたい人は、パックの容量と配送単位を確認しましょう。容器の扱いやすさだけでなく、1回の注文で届く量や保管場所も判断材料になります。

パック式を選ぶときの確認項目

パック式のウォーターサーバーを比較するときは、次の項目を確認すると、使い始めてからのミスマッチを抑えられます。

  • パック1個あたりの容量と重量
  • パックの交換方法と、接続部の扱いやすさ
  • 使用済みパックの処分方法
  • 1回に配送される個数と保管に必要なスペース
  • 水の追加注文や配送停止の条件
  • サーバー本体の設置場所と、交換時に必要な作業スペース
  • 冷水・温水の温度やチャイルドロックなどの機能

特に確認したいのは、パックの容量と交換方法です。容量が小さければ交換時の負担は軽くなりやすい反面、使用量によっては交換回数が増えます。家で水を使う量と、交換を担当する人の負担を合わせて判断してください。

パック式についてのまとめ

ウォーターサーバーのパック式は、袋状の専用パックを本体に接続し、内部で冷水や温水にして使う仕組みです。容器をつぶして処分しやすい、交換時に持ち上げやすいといった利点があります。

選ぶときは、パックの容量、交換方法、使用後の処分方法、配送量と保管場所を最初に確認しましょう。これらが普段の水の使用量や家庭での交換作業に合っていれば、パック式を使いやすいと判断できます。