一般的な宅配型・浄水型のウォーターサーバーは、設置工事なしで使えるものが多いです。ボトルを本体にセットするタイプや、水道水をタンクに注ぐタイプなら、置き場所を決めて電源につなぐだけで使い始められます。
ただし、水道管に直接つなぐ「水道直結型」は、分岐水栓の取り付けなどの工事が必要になる場合があります。申し込み前に、給水方式と設置条件を確認してください。
設置工事が不要なウォーターサーバーの種類
| タイプ | 給水方法 | 設置工事 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 宅配ボトル型 | 宅配されたボトルを本体にセット | 通常は不要 | ボトルの保管場所や交換作業が必要 |
| 水道水補充型 | 本体のタンクに水道水を注ぐ | 通常は不要 | 定期的な給水とタンクの手入れが必要 |
| 水道直結型 | 水道管から本体へ給水 | 必要になる場合がある | 水栓の形状や設置場所によって条件が変わる |
「設置工事不要」を重視するなら、宅配ボトル型または水道水補充型が候補です。ただし、同じ種類でも機種によって設置条件が異なるため、契約前に確認が必要です。
工事なしで使い始めるために必要なもの
工事が不要でも、ウォーターサーバーを置くためのスペースと電源は必要です。次の条件を確認してください。
- 本体を水平に置ける安定した床や台
- 本体の幅・奥行き・高さに合う設置スペース
- コンセントに無理なく届く電源
- 放熱や給水のために必要な周囲のすき間
- ボトルを交換する場合は、ボトルの保管場所
- 給水や掃除をしやすい場所
本体を壁や家具に密着させると、放熱やメンテナンスの妨げになることがあります。必要なすき間は機種ごとに異なるため、商品説明書や申込前の設置案内で確認しましょう。
工事不要でも、設置後に必要な作業
設置工事がない場合も、届いた本体を置いてすぐに使えるとは限りません。基本的には次の順番で準備します。
- 本体を設置場所に運び、安定した水平な場所に置く。
- 電源コードを、定格に合ったコンセントへ接続する。
- 宅配ボトル型はボトルをセットし、水道水補充型はタンクに水を入れる。
- 説明書の指示に従い、給水や初回の排水を行う。
- 冷水・温水が使える状態になったことを確認する。
初回の給水方法や電源を入れる順番は、機種によって異なります。特に温水機能は、十分な給水前に電源を入れると故障の原因になることがあるため、付属の説明書に従ってください。
水道直結型はなぜ工事が必要なのか
水道直結型は、本体へ水を自動的に送るため、水道管や蛇口に給水チューブを接続します。そのため、分岐部品の取り付けや配管の確認が必要になる場合があります。
工事の要否は、蛇口の形状、キッチンや洗面所の構造、設置場所までの距離などで変わります。賃貸住宅では、管理会社や大家の許可が必要になる可能性もあるため、自己判断で水栓を分解しないでください。
水道直結型を選ぶ場合は、次の点を申込先に確認します。
- 自宅の蛇口や水栓に接続できるか
- 設置工事が必要か、利用者が行う作業か
- 工事費や撤去費がかかるか
- 賃貸住宅でも設置できるか
- 引っ越し時に移設できるか
「設置工事不要」で選ぶときの注意点
電源工事は不要でも、コンセントは必要
一般的なウォーターサーバーは電気を使うため、近くにコンセントが必要です。延長コードやタコ足配線の使用可否は機種の説明書で確認し、電源コードが通路をふさがないように設置してください。
ボトル交換や給水の負担がある
宅配ボトル型は工事が不要な一方、ボトルを持ち上げて交換する作業があります。水道水補充型はボトル交換がありませんが、タンクへ水を入れる回数や清掃の手間が発生します。
体力的な負担を減らしたい場合は、ボトルの設置位置が低い機種や、給水しやすい水道水補充型を検討すると判断しやすくなります。
搬入できるかを確認する
玄関、廊下、階段、エレベーター、設置場所までの通路が狭いと、工事がなくても搬入できないことがあります。大型の本体やボトルを置く場合は、設置場所だけでなく搬入経路も測っておきましょう。
ウォーターサーバーは工事なしで使える?
ウォーターサーバーは、宅配ボトル型や水道水補充型なら、通常は設置工事なしで使えます。一方、水道管に接続する水道直結型は、工事や水栓の確認が必要になる場合があります。
最初に、検討している機種が「ボトルをセットするタイプ」「タンクに水を入れるタイプ」「水道直結タイプ」のどれかを確認してください。そのうえで、設置スペース、コンセント、搬入経路、給水やボトル交換の負担まで確認すると、自宅で無理なく使えるか判断できます。







